iPhone4Sのスリープボタン陥没を修理してみた
一週間ほど前、愛用中のiPhone4Sが、スリープボタン(電源ボタン?)が感触なくなる状態に。
調べると割りと故障としては多いようだ。
バッテリーの交換は自分でやろうと決めていたが、スリープボタンの修理は想定外。
出来るのか調べると自分でやっている人が稀にいるようで、試しにやってみようと思い立ち、部品とツールセットを取り寄せ。
今回購入したのはスリープボタンの部品とドライバーなどのツールセット。
iphone4S用、内蔵近接センサー、フレックスケーブル付 |
980円+350円=1330円なり。
どちらも送料無料が嬉しい、ほぼ最安値だったので購入。
内蔵近接センサー、フレックスケーブル付って部品は他では他は2000円位のしかなく、良心的。
ドライバーのツールセットはこの価格にして磁石付きドライバー。同じような価格を探すと磁石付きでなくて評価を落としているものが多数だったので迷わず購入。
ついでになぜかピンセットも磁石だったがこれも地味に重宝した。
やってみて分かったが、磁石付きのドライバーでないとiPhoneの修理は辛い場面があるので磁石付きをおすすめしたい。本当はもう少し磁石が強いと嬉しい場面も多いので、お金を出せる人はもう少し強い磁石の方がいいとは思うけども。
これに関してはコスパ最高で本気でお勧め。
あと精密ドライバーのマイナスが必要。これはセットで持っていたので購入せず。
3つあれば修理は問題ない。
手順はこちらのifixitを参考にした。
Installing iPhone 4S Power and Sensor Cable
やると決める前に一度読んでみるのをおすすめする。
わけわからないけど、開けばなんとかなるかぁ、と思いながらやってみた。
後で後悔したのだが・・・。
パソコンを横に置きながら、修理開始。
開けた時にはビーズのケースとかネジがが飛んで行かない工夫は必須。
たまにしかやらないような人はチープ感ただようけれども、ガムテープでネジ飛ばない工夫ををした方が良い。結果として大変重宝した。
地味にステップ毎にネジを順番に置いたのだが、コレをやらないと直す自信がなくなるほどの複雑さだった。
ドライバーで分解とかは割と抵抗はないものの、プラモデルを作ったり精密なことはあまりしない。自作パソコンも積極的にはやりたくない程度。こんな人間が全てのネジをピンセットで扱わないといけない作業はストレスMAX!!
精密であるのと、iPhoneは両面テープを多用しているので、外す作業は両面テープなのか、堅くて外れないのか、とかよく分からない時も多かった。
外せるけど、はめるときは苦労するものも多く、四辺が1mmもないような場所のカバーを外す、特にはめるときには苦労した。特にifixitのStep27。
結果として修理して全てうまく動いたものの、今回の電源の部品までフロント、リアカメラ、イヤースピーカーなど主要センサー、機能を取り外すため、組立や修理の一環で失敗するとそれらの機能に影響する。
それだけのリスクを負って、やることかなー、と思った。アップルストアは法外な金額だと思うけども、最近よくあるiPhone修理の業者なら6000円程度でやってくれるみたいなので、リスク、技術料、時間を買うと思えば、お願いする価値ありだと思った。
自分は途中のステップでつまずいたので4時間15分ほどかかってしまった。業者なら40分らしいのに・・・。
ただそういう業者でもバッテリー交換でも6000円かかるので、それはボッタクリだと思う。同じ金額の作業内容じゃないよ、これ。
バッテリーはよっぽど機械音痴でない限りは出来ると思ったので、もう少しバッテリーがヘタったら自分で交換する。しかし、iPhone5sが夏には出るようなので交換している可能性のほうが高いかもしれないが。
スリープセンサー陥没 自分修理
おすすめ度: 2点/5点中 (できなくはないが得意な人以外はお勧めしない)